横井さん発見


−経緯−

昭和47年2月2日午後2時15分、グアム島で、漁民に発見され救出された横井庄一元陸軍伍長が、日航臨時便で31年ぶりに日本に帰国した。記者会見で「恥ずかしながら生きて帰ってまいりました」の第一声は当時の流行語となった。また、その二年後ルパング島で、小野田寛郎元陸軍少尉が発見され帰国。戦後の問題は、まだ解決していないことを改めて国民は知った

−二人の終戦−
横井さんは戦争当時、第29師団に配属され食料・弾薬を運搬する部隊にいた。昭和19年、米軍がグアム島に上陸してきた。圧倒的な米軍の兵器の前に日本軍は敗走。戦闘時2万人いた兵力はすでに3000人となり戦闘継続は困難な状況であった。投降を呼びかける米軍に、当時の指揮官である佐藤少佐は、これを受け入れる。不幸であったのは、横井さんの部隊は佐藤少佐の直接の指揮下ではなかったため、投降命令伝達が伝わっていなかった。横井さんは2人の部下と共にジャングルの奥深くで潜んでいた。

帰国を果たした横井さんは、記者会見で「終戦は、米軍が落とした宣伝びらで知っていたこと、もし出て行ったら軍法会議で処刑されることを恐れていた」ことなどを話した。日本に帰国した横井さんは、31年ぶりの340万7404人目の復員者であった。

それから2年後の昭和49年3月には、フィリピンのルバング島で戦闘を継続していた小野田少尉も日本に帰国した。

画像
羽田空港に着いた横井さん


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