北海道・古平町トンネル崩落事故


−経緯−
平成8年2月10日午前8時10分頃、北海道余市町と古平町を結ぶ国道229号線の豊浜トンネル(延長1086m)で、最大長さ70m、最大幅50m、最大深さ13m、体積約11000立方メートルの岩盤が崩落した。この事故で、札幌雪祭りや小樽市へ向かう乗客を乗せた路線バス1台、乗用車2台がトンネル内で押し潰された。

このトンネルは海岸線に沿って山肌を削るように造られており、岩盤除去作業が思うように捗らず、二次災害の可能性から救助が遅れた。その間、管理している建設省(当時)の現場責任者らに、被害を受けた家族等が「早期救助」を訴えて詰め寄るなど現場は騒然とした。結局、事故から1週間後に20人全員の死亡が確認されるという惨事となった。

このトンネルは、以前から壁に亀裂が走っていたり、石が落下していたため地元住民は崩落の危険性を危惧していた。が、対策前に尊い命の犠牲を出してしまった。

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崩落した豊浜トンネル


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