前橋スナック乱射事件


−経緯−
平成15年1月25日、指定暴力団系矢野睦会の矢野治会長から、対立する指定暴力団系大前田一家元組長の殺害を指示された小日向将人(当時33歳)は、同幹部の山田健一郎(当時36歳)と共謀して前橋市内にあるスナックに乱入。店の入り口にいた元組長の警護役のA(当時31歳)を射殺した後、店内で乱射した。その結果、客として居合わせた会社員の2人(当時53歳/50歳)とパート職員(当時60歳)の3人を射殺。元組長と調理師の2人に重傷を負わせた。

本件は、平成13年8月に東京都内の斎場で矢野会長が所属する指定暴力団幹部2人が、大前田一家組員2人によって射殺された事件が発端。その後、両組織は和解したが、矢野組長はこれを無視。以降、大前田元組長の殺害を計画していた。小日向は、犯行後フィリピンに逃亡していたが、平成14年2月に同国から不法滞在容疑で強制送還され逮捕された。

−死刑確定−
平成17年3月28日前橋地裁は小日向に死刑を言い渡した。これに対して、小日向は「店内にいるのは全員が対立している組員だと聞かされていた。撃たなければやられると思った」と主張していた。平成18年3月16日東京高裁は小日向の控訴を棄却。平成21年7月10日最高裁は小日向の上告を棄却して死刑が確定した。

平成25年6月7日最高裁は、共犯の山田健一郎の上告を棄却して死刑が確定した。


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