北九州母娘殺傷事件


-経緯-
平成2年3月12日、牧野正(当時40歳)は、競艇などギャンブルにのめり込みサラ金から百万円以上の借金をして、その返済に強盗を計画。北九州の女性会社員宅のAさん(当時53歳)方に侵入した。

家内を物色中、長女(当時25歳)に見つかったため、持参した包丁でメッタ刺しして殺害。更に物色しているとAさんが帰宅。同様に包丁で刺して2ヶ月の重傷を負わせた。その後、牧野は現金約2000円と定期などを奪って逃走。

逃走途中で牧野は、近くを通りかかった看護士見習いの女性(当時18歳)にバールで頭部を殴打。手提げバックを奪って逃走した。

牧野は、以前にも北九州市門司区のホテルに侵入して、客室を物色中に宿泊者に発見されたためナイフで殺害した事件を起こしていた。福岡地裁小倉支部で無期懲役刑が確定し熊本刑務所に服役。昭和62年5月に仮出所していた。

-死刑確定-
牧野は殺人事件を認めたが殺意は否認。「Aさん宅を物色していたら既に長女が死んでいた」と主張していた。だが、平成5年10月27日、福岡地裁小倉支部は、牧野に死刑を言い渡した。同年11月16日、本人の意思で控訴を取り下げて死刑が確定した。だが、弁護側は、「犯行当時、心神衰弱だった」として再審請求中。

その後、再審請求は棄却され、平成21年1月29日に福岡拘置所で死刑執行(享年58歳)。


ホーム

inserted by FC2 system