主婦連続強盗殺人事件


-経緯-
昭和63年4月18日午後12時頃、元トラック運転手の松原正彦(当時44歳)は、徳島県山川町(現、吉野川市)の民家に窃盗目的で侵入し室内を物色した。すると、外出していた当家の主婦Aさん(当時61歳)が帰宅したため、松原は咄嗟にAさんの首を電気コードで絞殺。現金2万8000円を奪って逃走した。

家人の通報で警察が急行。現場検証した結果、犯人と思われる指紋を押収。照会の結果、東海地方から九州にかけて窃盗を繰り返している松原であることが判明。徳島県警は、松原を全国指名手配するとともに行方を追った。

だが、6月1日、愛知県刈谷市の民家で第二の犯行が起きた。松原は愛知県刈谷市で留守宅に侵入。室内を荒らしていると当家の主婦Bさん(当時44歳)が帰宅したため電気コードで絞殺。現金約9万9000円を奪って逃走した。愛知県警は、指紋から全国指名手配されている松原の犯行と断定し行方を追った。

同月3日、松原は群馬県吾妻郡の旅館に宿泊。松原の挙動に不審を抱いた旅館従業員が群馬県警長野原署に連絡。駆けつけた署員が松原であることを確認し緊急逮捕した。松原は、2府10県で60件の窃盗を繰り返したことで服役。昭和63年2月に京都刑務所を仮出所。その僅か2ヵ月後の犯行だった。

-死刑確定-
平成2年、徳島地裁は「通り魔的犯行。社会に与えた影響は大きい」と断じて松原に死刑を言い渡した。平成4年1月23日、高松高裁は松原の控訴を棄却。平成9年4月28日、最高裁は松原の上告を棄却して死刑が確定した。松原は、減刑を訴えて再審請求をしていたが平成15年10月に棄却。平成18年2月1日、死刑執行。享年63歳。


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