猟銃近隣殺人事件


−経緯−
昭和61年6月3日、徳島県日和佐町(当時)の山林業、池本登(当時53歳)は、隣人で親類のAさん(当時46歳)が自宅の裏山にある柚子畑にゴミを捨てたと思い込み口論となった。するとAさんから逆に怒鳴られたことで池本は激高。池本は、一端自宅に戻り散弾銃を持ち出して再びAさん宅に戻ると、いきなりAさん目掛けて4発撃って射殺。更にAさんの妻(当時54歳)にも2発撃って射殺した。

その直後、池本が以前から恨みを抱いていた近所のBさん(当時71歳)が、たまたま通りかかった。そこで、池本はBさんにも散弾銃で射殺。更に流れ弾が、近くの畑で作業していた主婦にあたり一週間の怪我を負わせた。

−無期懲役から死刑に−
昭和63年3月22日、徳島地裁は、「犯行は、口論の末の感情の爆発であって計画的ではなかった」として無期懲役を言い渡した。これに対して検察側は、量刑不当として控訴。平成元年11月28日、高松高裁は「犯行は極めて悪質。一審判決は軽すぎて不当」として一審判決を破棄して死刑を言い渡した。

これに対して弁護側は、「犯行時、心神衰弱だった」と主張していたが、平成8年3月4日、最高裁は二審判決を支持して池本の上告を棄却。死刑が確定した。平成19年12月7日、死刑執行。享年74歳。


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