偽造トリプル殺人事件


-経緯-
昭和53年12月8日、農業・福岡道雄(当時36歳)は、高知市に住む妻の姉A子さん(当時42歳)と借金や日頃の素行などで口論となり首を絞めて殺害。遺体を安芸郡田野町の山林に埋めて、A子さんの預金通帳を盗んで現金57万円を引き出した。

その後、A子さんが家出したように偽装するため、知人のホステスB子(当時32歳)に置手紙の代筆を依頼するなど偽装工作を行なった。だが、B子から犯行がバレるのを恐れた福岡は、口封じのため昭和55年4月19日、安芸市内の山林で絞殺し遺体を山中に埋めた。更に、翌年の昭和56年1月30日、妻の父親(当時72歳)から借金返済を迫られた福岡は、包丁で義父を刺殺し現金23万円を盗んだ。

-死刑判決-
福岡は、警察の取調べ段階では、3人の殺害を認めたが、公判途中から一転して、「警察の厳しい取調べで供述したのであり信用性は無い。アリバイがあり真犯人は別にいる」と主張したが、昭和63年3月9日、高知地裁は「被告の自供により遺体や凶器が発見され、自白調書は信憑性がある」と認定して死刑を言い渡した。

これを不服とした福岡は控訴したが、平成6年3月8日、高松高裁は一審判決を支持して控訴を棄却。平成11年6月25日、最高裁は福岡の上告を棄却して死刑が確定した。平成18年12月25日、大阪拘置所で死刑執行。享年64歳。


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