滋賀・元同僚殺害事件

-経緯-
平成元年10月10日、滋賀県滋賀町の公園で無職の中村正春(当時42歳)は、身元不明の60歳前後の男性を言葉巧みに誘い、車に乗せて睡眠薬入りの酒を飲ませて性的いたずらをした上で殺害した。その後、男性の遺体はノコギリでバラバラにして付近の山中に遺棄した。

同年12月26日、生活費に困った中村は、以前勤めていた会社の元同僚で安曇川町に住む清水富雄さん(当時52歳)に「ビデオ」を見せるからと誘い出し、睡眠薬を飲ませて昏睡させた後、タオルで絞殺。清水さんの所持金約1万8000円を奪った後、遺体をバラバラにして付近の山林に遺棄した。

-死刑確定-
平成7年5月19日、大津地裁は「計画的かつ冷酷非情な犯行で反省もしていない」と断じて死刑を言い渡した。これに対して弁護側は「精神分裂症の病歴があり犯行時は精神喪失状態だった」と主張。更には、「異常な性癖があり完全な責任能力を認めるべきではない」として控訴した。平成11年12月22日、大阪高裁は中村の控訴を棄却。平成16年9月9日、最高裁は「被告には人格障害があるが、犯行時の責任能力はあった」として上告を却下して中村に死刑が確定した。

平成20年4月10日、大阪拘置所で死刑執行。享年61歳。


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