神奈川連続殺人事件

-経緯-
昭和63年12月28日午後11時過ぎ、土木作業員の石橋栄治(当時51歳)は、神奈川県平塚市内でタクシーを拾って乗車。適当な行き先を運転手(当時44歳)に告げてタクシーを走らせていたが、途中隙を見てナイフで刺殺。その後、石橋はタクシーから売上金を奪って逃走。遺体は、午後11時50分頃に小田原市内の路上で発見された。

それから年が明けて4日後の昭和64年1月1日の元旦。石橋は、以前働いていた神奈川県大井町にある建設会社の従業員宿舎に忍び込み、元同僚の男性から2万8000円を奪ったが、見つかったためナイフで刺して殺害。灯油をまいて宿舎約50平方メートルを全焼させた。

-死刑確定-
平成8年3月8日、横浜地裁小田原支部は、放火殺人は有罪としながらもタクシー運転手殺害に関しては「捜査段階の自白は、曖昧な知人の証言を基に捜査員の誘導で引き出された疑いが濃い」として無罪とした上で、石橋に無期懲役を言い渡した。これに対して検察側、弁護側ともに控訴した。平成11年4月19日、東京高裁は一審判決を破棄して両事件とも石橋の犯行と認定し死刑を言い渡した。

平成16年4月19日、最高裁は「被告を犯人とした二審判決の事実認定は正当」と認定して石橋の上告を破棄して死刑が確定した。


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