愛知連続殺人事件


-経緯-
平成5年2月16日、愛知県木曽川町でスナック従業員の上田大(当時23歳)は、結婚を約束したフィリピン人女性に送金するため、元同僚で大工のAさん(当時26歳)を金属バットで撲殺。所持金4000円を奪って遺体を木曽川に遺棄した。

同年3月3日、一宮市内の駐車場で屋台ラーメンの営業をしていたBさん(当時58歳)から売上金約13万円を奪った後、持参してきた金属バットで殴打して同様に木曽川に投げ入れて殺害した。

愛知県警は、Aさん殺害の捜査をしていたところ、Aさんの元同僚の上田が捜査線上に浮上。同年4月15日に殺人容疑で逮捕。取調べの結果、ラーメン店主のBさん殺害の自供をしたため上田を再逮捕した。

-死刑確定-
平成6年5月25日、名古屋地裁は「犯行は計画的で悪質」と断じて上田に死刑を言い渡した。これに対して弁護側は「計画的な殺害ではなかった」と主張し控訴。平成8年7月2日、名古屋高裁は上田の控訴を破棄。平成13年9月20日、最高裁は「何ら落ち度のない被害者2人の生命を奪ったことは極めて重大である」と断じて上田の上告を破棄して死刑が確定した。

死刑囚となった上田は、平成15年2月28日午前2時頃、意識不明となり、巡回中の刑務官が救命措置を施したが同25分頃死亡が確認された。上田は前日から「調子が悪い」と訴えていた。享年33歳。


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