宮城・香川連続保険金殺人事件


−経緯−
昭和60年11月2日宮城県仙台市で無職の山崎義雄(当時51歳)は、寺執事とその妻3人で共謀し、知人の主婦(当時49歳)の首を紐で締めて首吊り自殺を装って保険金2200万円余を騙し取った。

更に、平成2年3月には松山市の運転手Aと共謀し、香川県の食品販売業の男性(当時48歳)を鉄アレイでメッタ打ちにして殺害。遺体を事故死に装うため高知県の林道に遺棄したが、保険の契約は失効していたため、保険金を得ることは出来なかった。

−死刑確定−
平成9年2月18日高松高裁は、「当初から殺害目的で保険の契約をしたものではない」と認定し山崎に無期懲役を言い渡した。これに対して、山崎の弁護側は仙台の主婦殺害に関してはアリバイがある事、食品販売業の男性殺害に関しては借金を苦にした男性からの委託殺害だったと主張。検察側も量刑不当として双方で控訴した。

平成12年10月26日高松高裁は一審の判決を棄却して山崎に死刑を言い渡した。平成17年1月25日最高裁は、「2人の生命を奪ったのは、極めて重大。遺族への慰謝も講じられていない」と断じて、山崎の上告を棄却して山崎に死刑が確定した。尚、共犯の寺は懲役15年、その妻は懲役3年、運転手Aに対しては懲役11年が確定している。

平成20年6月17日、大阪拘置所で死刑執行。享年73歳。


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