福岡・連続強盗殺人事件

-経緯-
平成7年4月18日、福岡県八女市の飲食店経営・倉吉政隆(当時45歳)は、知人で大工の池田忠則と共謀して大牟田市の会社役員Aさん(当時46歳)をピストルで射殺し、一緒にいた飲食店従業員の女性(当時25歳)の首を絞めて殺害した。その後、Aさんが持っていた貴金属類約20万円相当を奪って、遺体を熊本県の阿蘇山中に埋めて遺棄した。

更に、3日後の21日、倉吉と池田の2人は、無職の池田洋を仲間に誘い入れて大牟田市のパチンコ店に押し入り、現金約約600万円を強奪した。6月20日、倉吉と池田(忠)は倉吉の弟で元暴力団幹部の倉吉祐治と3人で福岡市の景品交換所を襲って現金約120万円を強奪した。

倉吉等は、犯行をエスカレートさせていく。同年8月22日、倉吉と池田(忠)は北九州のパチンコ店を襲うことを計画。盗難車で九州自動車道を走行中、警邏中のパトカーに発見されカーチェイスになった。倉吉は、封鎖していた料金ゲートを突破しながら追跡してくるパトカーにピストルで発砲するなどして逃走した。

同年12月24日、筑後市のパチンコ店で現金約1600万円を強奪。翌年の1月22日に同じ市内にあるパチンコ店に強盗目的で押入ったが失敗した。この時、従業員の3人に重傷、2人に軽傷を負わせて逃走した。

-死刑判決-
平成11年3月25日、福岡地裁は「倉吉(政隆)被告は、常に犯行を主導し、実行行為を池田(忠則)被告に押し付けた」と断じて倉吉に死刑を言い渡した。これに対して、倉吉は事実誤認として控訴したが、平成12年6月29日、福岡高裁は倉吉の控訴を棄却した。

平成16年12月2日、最高裁は倉吉の上告を棄却して死刑が確定した。尚、池田忠則は無期懲役、倉吉祐治は懲役14年、池田忠則は懲役8年がそれぞれ確定している。


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