群馬・パチンコ店員連続殺人事件


-経緯-
平成15年2月23日未明、群馬県太田市の無職、高根沢智明(当時36歳)は、遊ぶ金欲しさからパチンコ仲間の栃木県南河内町のコンビニ店員、小野川光紀(当時25歳)と共謀し、以前働いていた群馬県伊勢崎市のパチンコ店員の根本常久さん(当時47歳)をロープで絞殺し、奪った鍵で店内に侵入し現金約300万円を盗んだ。その後、高根沢等は根本さんの遺体を隣県の埼玉県行田市の福川に遺棄して証拠隠滅を図った。

更に、4月1日未明、高根沢等がよく通っていた群馬県太田市のパチンコ店も同様に金を盗もうと計画し、同店店員の石橋真さん(当時25歳)を駐車場でロープを使って絞殺し、鍵を盗んで店内に侵入した。だがこの時は、失敗に終わり石橋さんの遺体を同様に福川に遺棄した。

群馬と埼玉の両県警は、捜査本部を設置するとともに、パチンコ店の内部事情に詳しい者の犯行とみて、以前勤めていた店員も含めて捜査を開始したところ、高根沢が捜査線上に浮上し7月20日に逮捕した。

-死刑確定-
高根沢と小野川は、初公判で起訴事実を全面的に認めた。平成16年3月25日さいたま地裁は、「わずか2ヶ月間の間に二度も殺害を繰返した極悪非道な犯行である」と断じて2人に死刑を言い渡した。これに対して弁護側は控訴した。

だが、高根沢は「控訴しても結果は見えており、死んでお詫びしたい」として控訴を取り下げて死刑が確定した。また、小野川は「犯行の主導は、高根沢であり自分は加担しただけ」と主張していたが、東京高裁は控訴を棄却。

平成21年6月9日最高裁は、「犯行の主導は高根沢であるが、小野川も犯行を積極的に計画した」と認定し上告を棄却。死刑が確定した。


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