三重連続射殺事件


−経緯−
平成6年7月19日午後1時頃、会社役員浜川邦彦(当時34歳)は、無職の金東錫と共謀して三重県鈴鹿市の産廃廃棄場で同市在住の保険代理業・平松洋一さん(当時36歳)を誘いだして拳銃で射殺した。その後、浜川と金は平松さんのカバンから預金通帳を奪って現金1000万円を引き出した。21日になって平松さんの遺体をパワーショベルで津市の造成地に埋めて証拠隠滅を図った。

11月20日浜川は同様に金と共謀して、輸入販売業の高木功さん(当時63歳)を伊勢市内の空き地に言葉巧みに誘い出し射殺。カバンの中から貴金属や通帳を奪い250万円余りを引き出した。その後、高木さんの遺体も津市の造成地に埋めた。

−死刑確定−
平松さんの家族から、行方不明の届出があり警察は捜査を開始。平松さんの通帳から現金を引き出した際の防犯カメラに映っていた容姿などから浜川等が犯人と断定し逮捕した。逮捕後の浜川は取り調べで完全黙秘し起訴事実を全面否認した。だが、金は犯行を認めて、主導的な役割は浜川であり、2人の射殺も浜川が実行犯であることを供述。また、金の供述から2人の遺体も発見された。

浜川の弁護側は、事件当日にはアリバイがあるとして無罪を主張。起訴事実に対して真っ向から争った。だが、平成14年12月18日津地裁は浜川に死刑を言い渡した。平成16年3月22日名古屋地裁は浜川の控訴を棄却。平成19年7月5日最高裁は、浜川が主張しているアリバイは不合理な弁解だと退けて上告を棄却。浜川に死刑が確定した。また、共犯の金には、無期懲役が確定している。


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