春日部市中国人夫婦殺人事件


―経緯―
平成12年9月22日夜、埼玉県春日部市緑町のマンション駐車場で、中国籍の筑波大学院生・薛松(せつしょう/当時26歳)は、同じく中国からの留学生で同大大学院生の許マさん(当時29歳)と夫の顧京奇さん(当時39歳)2人をサバイバルナイフで滅多刺しして殺害した。

埼玉県警は、殺された2人の身辺調査を行ったところ、同大学院の薛松が許マさんに日頃から付きまとっていた事実が判明。薛松から事情を聞くなどした結果、殺人容疑で逮捕した。警察の取調べで薛松は、同年7月頃、許マさんに交際を求めたが、許マさんは結婚しており子供もいることから交際を断った。これに腹を立てた薛松は、日増しに殺意を抱くようになり犯行に至ったと自供した。

―死刑判決―
公判では、弁護側が「薛松は、犯行当時、交際を断られて絶望し心神衰弱の状態だった」と主張したが、平成14年2月22日、さいたま地裁は「独善的な思い込みで、執拗かつ残虐で冷酷非道な犯行」と断じて、薛松に死刑を言い渡した。

平成16年1月23日、東京高裁は薛松の控訴を棄却。平成19年6月19日、最高裁は「身勝手な犯行動機に酌量の余地はなく、反省も認められない」と断じ薛松の上告を棄却して死刑が確定した。


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