神戸・いとこ夫婦殺害事件


-経緯-
平成16年7月22日午後1時30分頃、無職の山本峰照(当時64歳)は、神戸市東灘区に住む従兄弟の中筋俊輝さん(当時68歳)宅を訪ねて借金を申し込んだ。これを中筋さんが断ると、山本は逆上し持参してきた包丁で中筋さんと妻の久子さん(当時75歳)の首や胸を包丁でメッタ刺しして殺害した。その後、現金5万円と貴金属を強奪して逃走した。

山本は、賭け麻雀その他の賭博などで多額の借金を抱えていた。このため、親戚中に借金を重ねており中筋さんが断るのも無理はなかった。その後、窃盗などの容疑で逮捕された山本は、その公判中の平成18年10月12日に中筋さん夫婦の殺人容疑で再逮捕された。山本は、素直に犯行を認めて、「遊ぶ金が欲しくて借金を申し込みに行ったが断られたため殺害した」と犯行の動機を供述した。

-公判-
平成18年3月20日神戸地裁は、山本に死刑を言い渡した。山本も最終意見陳述で「死刑判決でも刑に服します」と述べた。弁護側は、犯行前に多量の睡眠薬を服用しており、犯行当時は心神衰弱であったと主張し控訴したが、その翌日に山本が控訴を取り下げたため4月4日死刑が確定した。1月26日の公判から4回目での判決言い渡しも異例であった。

平成20年9月11日、大阪拘置所で死刑執行。享年68歳。


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