足立・主婦バラバラ殺人事件


−経緯−
平成2年2月12日東京都足立区の都立舎人公園で頭、両足、胴体の4つに切断され、2ヵ所に分けて埋められている全裸女性死体が発見された。頭と両足、胴体と手の一部は3メートル間隔で別々に埋められていたが、頭の一部が土の中から出ていたため発見されたのだった。

警視庁捜査1課の捜査で、この遺体は1月31日から行方不明になっており、夫から捜索願いが出されていた同区内の縫製会社パート・稲熊政子さん(当時38歳)であることが判明した。

捜査1課は早速、稲熊さんが行方不明になった31日の足取りを中心に捜査を開始した。その結果、11月24日、縫製会社経営の河村清吉(仮名・当時52歳)を殺人と死体遺棄の容疑で逮捕した。

―動機―
稲熊さんは7年前から河村の縫製会社でパートとして勤めていたが1月11日に退職して別の縫製会社に転職した。行方不明となる同月31日の夜、退職時までの給料を受け取りに河村の自宅兼作業場のマンションを訪ねた。

河村は以前から稲熊さんに好意を寄せており、自宅にやって来た稲熊さんに乱暴しようとした。が、稲熊さんはこれを強く拒否したため怒った河村が首をしめて殺害したのだった。警察の捜索で河村のワゴン車から稲熊さんと同じA型の血痕が複数発見され犯行の裏付けが取れた。


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