秋田・死体黒焼き販売事件


−経緯−
昭和31年9月12日秋田県十和田町の農業・山川徳兵衛(仮名・当時64歳)は花輪警察署員に遺体損壊、薬物法違反などの容疑で逮捕された。山川は死産児を黒焼きにして強壮剤として販売していた。この噂が広まり花輪署が内偵し山川を逮捕したのだった。

山川は以前、広大な農地を所有し地元では裕福な農家だった。ところが、愛人を囲い贅沢三昧な生活で凋落し田畑を売り渡してしまった。そこで、昭和30年8月1日、野犬捕獲員の許可を得て犬殺しをはじめた。殺した犬の肉を売り、残りを粉末にして強壮剤だと言って販売していた。山川は「以前、人間の脳や肉を焼いて粉にすれば強壮剤になると聞いたことがあり、犬でも効果があると思った」と供述した。

−死産児を黒焼きに−
昭和31年2月28日、山川は7ヶ月目に死産した赤ん坊の土葬を近所の人から頼まれた。山川はミカン箱に死体を入れ墓地に行ったが、ここで死体を解体しミカン箱だけを土に埋めて、解体した死体を自宅に持ち帰りブリキに入れて炭火で焼いた。

粉末はセロハン紙に包んで1袋10円で販売したが、中々好評で1300円分を売りさばいていた。逮捕後の自供で山川は3ヵ所の墓地から計7体の赤ん坊を掘り起こして粉末にしていたことが判明した。


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