日本エアシステム(JAS)・花巻空港着陸失敗事故


−経緯−

平成5年4月18日午後12時40分過ぎ、日本エアシステムの名古屋発・花巻(岩手県)行きの451便(ダグラスDC9型機)が花巻空港への着陸に失敗した。451便は折からの強風の中、高度を下げもう少しでランディングという瞬間、突然「ドスン」と着地。右翼側の車輪と前輪が損傷、制動がきかない状態で滑走路をオーバランして火災が発生した。機体は大破、炎上したものの乗客の機敏な行動で非常口を開けて脱出。このため乗員・乗客77人のうち乗員1人と乗客2人の計3人が重傷、17人が軽傷を負ったが奇跡的に死者を出すことは免れた。

−原因−
事故当初「副操縦士が操縦していた為のミス」という新聞報道が踊った。しかし、機長の判断と補助があれば別段、副操縦士が着陸時操縦することは問題無い。所が、当日は風向きや風速が大きく変動する強風下で「予測が出来ない乱気流の発生する可能性があった」。このような悪天候は当然機長が操縦すべきものであるという指摘があった。

事故調査委員会の調査結果では、451便が着陸降下中「突然の乱気流により失速し滑走路にたたきつけられたため」と結論付けた。
一方、航空関係者によると「DC9型機は同様の事故が世界的に発生しており、同機特有の『空力的な特性』が原因である」と指摘する声もある。

画像
オーバランして大破・炎上したJAS451便


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