新潟・弥彦神社圧死事故


−経緯−

昭和31年1月1日午前0時20分頃、新潟県・西蒲原郡の弥彦神社で初詣の参拝者約5000人に「福もち」をまきはじめたところ、福もちの奪い合いで大混乱となった。境内の石段(高さ3m)から落ちた参拝客をきっかけに、次ぎ次ぎに将棋倒しとなり124人が圧死、94人が重軽傷を負った。
この神社は、福の神様を奉り、商売繁盛・家庭円満に御利益があるとして、参拝客が多く訪れる神社であった。特に、正月は「福もち」が配られるため縁起が良いとして多数の参拝客が奪い合っていた。

大晦日の31日午後7時頃から詰め掛けた参拝客は弥彦駅から同境内までの約1キロメートルに約4万人が行き交っていた。これに対して警備の警察官はたったの16人であった。前年の正月、皇居の一般参賀で死傷者を出したばかりで、神社側も警戒に落度があったと認めた。

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圧死事故の弥彦神社。遺品が痛々しい


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